小牧南遺跡現地説明会写真 2013/10/27


埋甕の底に入れられていた勾玉

長さ約3cm
玉髄(水晶の一種)製で非常に硬い
硬度6.5と鉄より固いそうである。
丹念に磨かれており、中心の穴など如何に開けたのか?


勾玉が入っていた埋甕

口径約35cm、深さ約40cm
このように地面に埋けられた形で出土。底に見えるのはダミーの勾玉
赤ん坊の埋葬か、成人ならば火葬後の埋葬か?
縄文時代の勾玉の出土は県内でもいくつか先例があるが、副葬品として見付かったのは初めてという。

埋甕の底に入れられていた勾玉

長さ約3cm
玉髄(水晶の一種)製で非常に硬い
硬度6.5と鉄より固いそうである。
丹念に磨かれており、中心の穴など如何に開けたのか?
縄文時代の竪穴住居とそれに重なる堀立柱建物

竪穴住居の真ん中の土抗は集石炉跡。石は取り出し済み。
縄文時代の堀立柱建物の柱穴は大きくて深い。
縄文時代の竪穴住居

現在発掘作業中、土器片の集まりがいくつか見える。
縄文土器の口縁部 (縄文中期)
縄文土器の胴部 (縄文中期)
縄文土器の口縁部 (縄文中期)
磨製石斧(左2点)とヘラ状石器
S字甕 (古墳時代前期)

口縁部がS字状に整形されている。伊勢湾西岸から尾張平野部の特徴的な土師器。
肉厚が薄くて軽いのが特徴。
ミニチュア土器 (古墳時代前期)

朝明川を挟んだ対岸の小牧北遺跡(飛鳥時代の鍛冶工房出土)の写真はここから 2001/12/9現説